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2022.4.29

成績を上げるには「適切な学習内容」×「集中した勉強量」×「型のある勉強法」

テストの成績を上げるためには、どんなことが必要でしょうか?保護者の方から「うちの子は、勉強のやり方が分かっていないんだと思うんです」というご相談をよくいただきます。

おっしゃる通り、勉強のやり方が分かれば成績は上がるかもしれません。ただ、成績を上げるためにはそれ以外にもいくつかのポイントがあります。今回は個別指導塾まなびのさきが考える、成績の上げ方についてご紹介します。

まなびのさきでは、成績を上げるためには「適切な学習内容(レベル)」「集中した勉強量」「型のある勉強法」の3つが必要だと考えています。

子どもが勉強に前向きになれない大きな理由として「分からない問題が多くて嫌だ」ということがあります。「勉強嫌い」という言葉はよく聞きますが、勉強が嫌いと感じているのは「できない」「わからない」という経験から勉強嫌いになってしまっていることが多いです。逆に言うと、出来るようになれば「勉強が嫌い」から「勉強が楽しい」「勉強が好き」という感覚に変わっていきます。

その子に合った適切な学習内容を、適切なレベルで、どのように勉強をしたら良いのかが分かり「自分もやればできるかも・・・!」という気持ちになれば、子どもは手を動かし始めます。

そして、少し問題を解いた後に「やったね!できたね!」というリアクションが周りからあることで、さらに前向きに学習に取り組めるようになります。5問解いて、4問は間違っていても、まずは「おお!この1問が正解できたね!素晴らしい!」と出来たことを褒めること。「この問題が出来たから、次は間違ってしまった問題を正解できるように一緒にがんばろう!この問題が出来た◯◯くん/さんなら絶対にできるよ!」と声をかけます。一つずつ、前進するのみです。

上記でお伝えした、成績を上げるために大切な3つのポイントを順番にご説明します。

1. 適切な学習内容

「成績を上げたい」「この志望校に行きたい」という目標は同じでも、生徒1人ひとりの得意不得意や現状の学習レベルは異なるので、目標に到達するまでの学習内容もそれぞれ違います。その子に合わない学習内容やレベルだと、心も体も疲れてしまい、勉強が嫌いになってしまうんですよね。だからこそ、生徒それぞれに合った学習内容を見極めることが非常に大切です。これはプロの仕事ですので、まなびのさきの場合は担当の先生が生徒の様子を見ながら学習内容を見極め、保護者さんにご説明します。

学習内容としては、今出来ること:今出来ないこと:今出来なくて良いこと=7:2:1くらいのレベルの教材を選定します。10割解けなくて良いんです。7割の問題を解くことで、解けた喜びや達成感を感じてもらいます。演習量としても大切です。そして解けなかった2割の問題をできるように取り組みます。そうすることで少しずつ出来ることが増えて成長に繋がります。この加減を見るのが、まなびのさきの先生だから出来ることです。

2. 集中した勉強量

何をやるのかが分かったら、どれだけ集中して主体的に取り組めるかが重要です。集中して学習に取り組むには、心理的安全性が大切であると思っています。まなびのさきの強みである、先生と生徒の対話を通した信頼関係が子どもの心理的安全をつくります。本人が抱える勉強できない理由をまなびのさきの先生が取り除き、集中した勉強量をつくります。

また、定着には「わかった」「できた」「できる」という三段階があります。①解き方を頭で理解して②解いてみて、できた!という経験をして、③身につくまで何度も演習し定着を図ります。多くの人が①や②で「できる」と勘違いを起こしていて、定着には至っていないままテストに臨んでしまっています。「分かってたはずなのになんだったっけ・・・」や「ケアレスミス」が起こるのはこの②の状態が多いです。しっかり定着するところまで演習を重ねることが重要です。

▼定着に至っていないケース

▼定着の三段階

3. 型のある勉強法

勉強のやり方は、「ノートの書き方」や「間違った問題への取り組み方」も重要です。

ノートの書き方で成績が上がるの?!と思われる方もいるかもしれませんが、ノートの書き方を変えるだけで成績が上がった生徒を何人も見てきました。まなびのさきでは、授業の中で成績が上がるノートの書き方をレクチャーします。そして、解いた問題に◯つけをし、×の問題を「間違ったなー」で終わらせてしまわずに「なんで間違ったんだろう?」と考える習慣をつけ、どのように見直しを行っていくのかをレクチャーします。

この3つのポイントを大切に先生と一緒に学習を行っていくことで、出来ることが増え、だんだんと勉強することが楽しくなってきます。楽しくなると自分から問題を解こうとする姿勢が身につき、親や先生など周りの大人が何も言わなくても自主的に勉強するようになります。そうすると自然に集中した勉強量を確保できるようになるのです。このサイクルを一緒に作っていくことがまなびのさきの先生の役割です。自転車の補助輪のように、生徒のそばで見守り、自分で勉強する姿勢を育みます。

まなびのさきは個別指導塾として、学習を細かく見ることができ、丁寧に指導ができる環境があります。小学生・中学生・高校生の個別指導に対応しています。勉強の仕方がわからない、どこから始めたら良いのかわからないという方は、塾長の清水が一度お話を聞かせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

清水 大樹

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